2011年9月19日月曜日

選べるという自由

お久しぶりです。
私も妊娠後期に入り、この夏はゆっくりと過ごさせていただきました。

さて、9月の初めにアメリカは連休があり、家族でラスベガス旅行に行ってきました。
ラスベガスの楽しみの一つは、どこのホテルにもある"バフェ(バイキング)"です。
ずらっと並んだたくさんの料理を見ると、どれから食べようか目移りしてしまいます。

私は関西人だからか(?)ついつい"モト"をとってやろうと、
ここぞとばかりに蟹やらエビやらを食べ始めるのですが、
夫はチャーハンやらピザやら…何やらどこででも食べられるようなものをどっさり食べています。
満足そうに食べる姿を見て、私みたいに「ここのバフェに来たからにはこれを食べないと」とか
「最後のデザートのためにペース配分を」とか、くだらないことを考えてるのが可笑しくなりました。

そういえば以前は、何かセミナーへ参加したり資格を取得しようとする時も
「これを取得(参加)したら、何を得られるのか」という"費用対効果(コストパフォーマンス)"
フォーカスしていた頃もあったなと思いだしました。
最近は、直感でやりたいものを素直にできるようになってきたのですが
以前の私はそうではありませんでした。

もちろん、"投資するからにはそれを生かさないと"と思う事は当然です。、
しかし、そこにばかりフォーカスしてしまうと、"自分が本当は何がしたいか"
ということが、おざなりになってしまう事もあります。
資格を取得する前に考え過ぎて、一歩を踏み出せなかったり
もしくは、 取得した資格にとらわれて本当にやりたいことをやれなかったり…

実は、カラーセラピーにいらっしゃるクライアントの中にも時々そういうご相談があります。
その要因を掘り下げていくと、幼い頃ご両親に「あの習い事がしたい」と言うと
「それを習うからには1年は続けなさい」とか「どうしてそれをやりたいのか言いなさい」と
言われ続けたため、一歩を踏み出せないという方もいらっしゃいました。
"何となくやりたい!""おもしろそうだからやってみたい!"も重要な動機なんですよね。

私たちは、自由でどんな人生でも選択することができます。
そうそれは、バフェに並べられている料理を何でも食べる事ができるように。

ついつい考え過ぎてしまう"思い癖"がある方は、まずは"今一番食べたいもの"を
思いつきで今日の献立にしてみてはいかがでしょう。
人間の本能や直感って意外とバカにできませんよ~